毎年恒例の振り返りを書いておく。 いつもどおり「個人活動」「仕事面」「プライベート」で振り返る
個人活動
それらしきものをピックアップしてみると以下のような感じ
- stapy に久々に読んでもらって話してきた
- laughk/pelican-hss のテーマは細々とでもアップデートを継続。最近色々また手を加えたくなってきているのでこの辺も継続してやっていく
- CNDT2022で久々にオフラインテックカンファレンスに参加
- Let's Go Talk #5 (GoのLT会) - connpass で LT をした
登壇機会を多少無理やり確保しつつも、相変わらず低空飛行が続いた年だったように思える。 ただ、オフラインカンファレンスは参加するだけでも得られる刺激は大きく、色々復活してくるようなら顔は出していきたい。 来年は特にプライベートまわりの動きがより強くなっていきそうで、一IT技術者としてどういう生存戦略を立てていこうかは色々手探りを続けたいところ。
最近はgoでこういうの作りたいなーという案がぼんやり浮かんだり、Windows環境で利用するnushellをえらく気に入っているところがあり、これから開発が進んでいく感じがあるのでうまいこと貢献できないかとかは考えている。
参考リンク
- 続・ラフなラボ – みんなのPython勉強会#77 (#stapy)で Python3.6から3.10までの変更振り返りの話をさせてもらった
- Release v2.4.0 · laughk/pelican-hss
- 続・ラフなラボ – CloudNativeDaysTokyo 2022 に参加してきた #CNDT2022
仕事面
なんだか仕事面は今年は色々問題の解決を図ったのだけど、軸が定まらなかったかなと思える。 会社ブログでも書いていたように去年から今年にかけてはインフラエンジニア業よりも、Notionを社内でいかに活用させていくかという課題が常につきまとったように思える。これがいいのか悪いのかは正直良くわからない。自分がどうなりたいか次第だと思ってはいる。
今年前半は統合監視のツールが色々散り散りになっている状況があって Datadog の導入をすすめたが、あまり自分のことに注力できる状況になかなか持って行けず。結果としてAPM以外の活用ポイントが見いだせない中途半端な状況になってしまっている。ここは既存の監視周りの状況のキャッチアップに苦労した部分もあるとは思っていて、そのあたりを把握しているメンバーに対する巻き込みが足りなかったのあるだろうなという反省は今振り返って感じた。
メインタスクに一区切りがつく9月あたりの四半期の最後の期間あたりぐらいで Terraform, ecschedule のリポジトリのツール周りの整備をゴリッとやった。特に Terraform はいわゆる「モノレポ」になっているのだけど、全体に terraform plan
とかするのがしんどくなってきたので非同期系の実行もWindowsでも安定していたタスクランナー go-task/task を突っ込んだりもしている(この辺の話はどこかに書きたいとは思ってる)。
また、社内でリモートワークでも利用可能な固定IPが必要になり「なにかいいVPNサービスないですか?」と相談をうけて、「いや、その要件ならProxyでいいでしょ...」と数年ぶりにSquidでProxyを立て、そのアクセス制限をslack経由でできるようにする go 製の bot を用意することもあった。
- リモートワークでもIP制限があるツールを利用するためにSquidで簡易Proxyを用意した話 - コネヒト開発者ブログ
- slack-go/slack の websocket モードでメンションやDMを扱う - Let's Go Talk #5 | ドクセル
今年後半になると、未だに ElastiCache Redis 2.x クラスタが現役だった場所があり、そのへんをすべて6系にアップグレード対応をした。これはもちろんプロダクト開発側の協力も得られたこともあってうまくいった感じ。
ほかだと今年はインフラエンジニアメンバーも増えたことがあり、フォローに回る機会も増えた。地味に「後輩」というメンバーと一緒に仕事をするという機会がこれまで殆どなかったこともあって色々手探りながらやっていたと思う。また、12月は想定外の執筆業務が発生してしまいほとんどの業務に急ブレーキがかかり、心身ともにものすごく疲弊してしまった。色々思うところがあるのだけど、かなり後味が悪い状態なのでフィードバックをして改善を図るつもりではある。
やっていないわけではないのだけど、自分の軸は定まらない部分が大きく来年以降どうするかはちょっと悩むところではある。
プライベート
今年も本当に色々あった。
COVID-19と子育て
5月くらいまではCOVID-19影響で子供の保育園の閉鎖があたりまえの状況になってしまい、本当にしんどかった。 その中でも4月に自分も含めた家族全員が COVID-19 に感染してしまい一家全滅状態になってしまった。このときは自分も妻も発熱なく、子どもたちの発熱も1日で収まったりとそこまで重症化しなかったのが幸いではあるが、回復した子どもたちを2週間近く家から出さずに過ごすのがまたしんどかった。
ただ、5月以降あたりから保育園の方針が変わり、「COVIT-19感染者発生」=「即関係クラスの封鎖」ということにはならなくなった。本格的に「共存」の方向に変わったわけだけど、結果としてこっちのほうがここ2,3年の中では一番ダメージは少なくて済んではいる。体調に気を遣わなければいけないのは変わらずだけど、生活リズムがかき回されるケースが減ったのは精神衛生上トータルではプラスだったと思う。この「共存」の流れから保育園の運動会、お遊戯会も妻と二人で見に行くこともでき、子どもたちの成長をしっかりと見届けることもできた(去年までは人数制限が厳しく1人しか見に行くことができなかった)。このおかげで同じクラスの親御さんでも2,3年ぶりに顔を見かけた方もいて、本当に長かったなという気持ちにもなった。
休日の過ごし方
休日の過ごし方としてはカーシェアリングで子どもたちを連れて色々な公園に行くことが増えた。 発端としては車の購入を真剣に考えて、車を所有している体で頻繁に出かけてみてカーシェアの限界を見てみようと思い立ったのが大きい。
実際やってみると、自分の住んでいる地域から行ける範囲に本当にいろんな場所があるなという発見があり、なかなか体験がよかった。 結果として、ピークの時期にお気に入りの車種が確保できない問題があったりはするものの、休日以外に利用しないのであれば今住んでいる場所の場合はカーシェアのほうが維持費とメンテナンスコストで圧倒的に有利という結論になって車の購入は見送ることにはなったけれど。
また、いろいろな公園に子どもたちを連れ回す知見やグッズが充実してきてできるのであればキャンプとかも行ってみたいなと思いはじめた。ただ現状の子どもたちの手のかかり具合から見ると今は行けてもピクニックくらいまでかなというところが寂しいのだけど、どこかでチャレンジしたいところではある。
また子供の習い事なども出始めて来ていて、これまで多少強引にでも出ていた pyhack にもなかなか参加できなくなってきていてどうしたものかというところはある。
家族イベント
去年と同じ10月末から11月頭にかけて、今年は家族全員で車オンリーの帰省をした。 かなりの長旅ではあったのだけど仙台に住む姉家族にも初めてまともに挨拶ができたり、3年ぶりくらいに自分の親に孫たちと対面させられたりと本当に行けて良かったと思う。
長期間ということもあってレンタカーを使ったわけだけど、去年はシエンタを用意してもらえたので今年も同じプランで近いグレードを用意してもらえるだろうと高をくくっていたらアクアを用意された。アクア自体は走りも良くて燃費もよく、ガソリン代はかなり安く上がったのだけど積載量ギリギリになってしまったりタブレットを後部座席向けに取り付けできなくなってしまったのは痛かった。来年も車だけで帰省するのであれば多少お金がかかっても車種を指定したほうがよさそうには思えた。
家族で出かけた薬研渓流での風景
筋トレなど
コロナ禍以降は意識的に体を動かす習慣をなんとか維持しているものの、今年はどっちかというとあまり攻めたことはできてなくて本当に運動不足を防ぐための感覚が強かったように思う。 特に COVID-19 関連の保育園閉鎖が乱発しているあたりで生活リズムが完全に壊れてしまい、早朝にダンベルでトレーニングする余力が全くなくなってしまった。 それでもなんとか鍛える動きはしたかったので、お昼のマッスルデリを温めている間に腹筋ローラーをやるという習慣はそこそこ身につき、膝コロであればお腹が地面につくスレスレくらいでできるようにはなった。
あとはFit Boxingは相変わらず継続を死守している感じで2022年は実家への帰省がありつつも1日も欠かさず継続はした。 もちろん忙しいときは本当に軽めに5分、10分やっておわりというときもあったけれど。
2022年12月31日のFit Boxingの様子
さいごに
振り返ってみるると、生きることで精一杯状態がなんとか安定してきたかなーという感じの年だったように思う。 年々1年が過ぎ去るのも早く感じるようになってきてるので、あまり先のことを後回ししすぎないようにしつつ日々生き抜いていきたいと思う今日この頃。
それではよいお年を。