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2021年振り返り

毎年恒例になってきた今年の振り返りをしておく。

振り返る軸としても同じく「個人活動」「仕事面」「プライベート」ととしている。

個人活動

今年の個人活動は執筆が中心だったと言える。結果として共著書1冊の出版への寄与、技術雑誌1冊への寄稿につながった。詳細は以下の記事通り。

それ以外のものとしては、去年から引き続き、 @terapyon さんの Podcast にゲストとして呼んでいただいた。

他、細かなものだと Windows のランチャー Keypirinha のプラグインを作って公開したりもした。これは今も業務で活用してる。

また、 GitHub のアクティビティを出力する便利ツール footprint のメンテを細々と続けていたりした。

ただできていたのはこの程度、それ以外はほぼ活動ができていない。後述する家庭事情でこれでもキャパオーバーに近い感じになってしまった。一応 pyhack にはオンラインイベントに継続して参加はしていたが、その殆どは家庭事情を優先しての短時間参加でその時間もほとんどを執筆に費やす形になった。そのため、自分の気になる技術を手を動かしてキャッチアップするといったことはできない形となってしまった。

オンラインイベントに対する参加もほぼできていない。課題感については去年の振り返りと同様な感じで、なかなか集中して参加する環境を用意できなかったというのが大きい。これについては去年できそうだと見ていた Try をやりきれなかったところはあって、このような結果になった原因は外的要因だけではないと見ている。

仕事

インフラエンジニアとして働き始め、年はじめはかなりいい感じに立ち上がりができたと思う。コネヒトに去年の12月入社してからの最初の課題である定期実行バッチの改修を最初はひたすら進めていて、結果として ecschedule をいい感じに導入でき、その内容を KDDIグループ企業各社のDeveloper イベント KGDC のコネヒト枠として発表することもできた

その後はしばらくアウトプットがない状況が続いたが、仕事的にはコード化されていないクラウドリソースをひたすら Terraform 化する活動をしていた。ただ、実際のところ Terraform 化にだけリソースを割き続けるわけには行かない状況も頻発。なんとか最低ラインのコード化はできたもののインフラチームとしてこれはいいのか?という議論になり、今年の9月以降はコネヒトのインフラエンジニアの活動を個人からチームとして機能させるべくあの手この手でテコ入れをしていた。その辺の活動については年末の会社のアドベントカレンダーでアウトプットすることはできた。

ここは正直自分自身かなり手探りでやっているところなので、率直な話いきなり応募とかしなくていいし「応募なんて興味ないけどこの辺の話聞きたい。なんか言わせろ」って人いたら @laugh_k まで連絡ください(切実)

またインフラ技術にとらわれず、長期に渡るリモートワーク中心の組織において、会社全体で「オンラインにおけるドキュメンテーション」「オンライン上のコラボレーション」の領域を強化しないとやってられないという結論に個人的至って、色々声を上げまくっている状況。これについては来年具体的な形でアウトプットできるようしっかり活動したいと思っている。

こうして取り組んでいることをピックアップしてみるとそれなりにやっている感はあるものの、後半の個人活動のキャパオーバーが響いてパワーを上げきることができなかったと思うところはある。バランスを見ながらやっていきたいというのが理想ではあるのだけど、やって来るチャンスへの食らいつき方とかを考えると悩ましいところではある。なんというか、パワーを上げきれなかったことに関して、自分自身で納得感が完全に得られない形になってしまったのが今年はあまり良くなかったなと思う。

プライベート

プライベートに関しては6月くらいまでは、コロナ禍の引きこもりが続く中でもそれなりにうまく立ち振る舞えていた気はする。カフェイン断ちもうまくいっていたし、あすけんのフォローをベースに日々の食事周りの改善もかなりいい感じにできていた。

ただ、7月末にCOVID-19の濃厚接触者がお世話になっている保育園から発生してから一気にリズムが崩れ去った。上の子も濃厚接触者となってしまいPCR検査からの自宅待機、その後の2度めの保育園登園自粛要請により再び保育園をほとんど利用できなくなったことに加え、日に日にCOVID-19の感染者数が増加していく状況は僕自身が絶望のどん底に落ちるには十分だった。登園自粛が発生する背景は理解できるし、その状況でもギリギリのところで保育の仕事をしてくれている保育園の方々には本当に頭ががらないというところではある。でもここまで保育園が利用できない状況が頻発するのであれば、今住んでいる場所に住み続けるのはどうだろうかとかなり真剣に悩んだ。実際移住的な話はかなりリアルなレベルで考えたりもした。ただこれもリアルに試算してみて最終的に頓挫はしたのだけど。

去年から続いていた筋トレも、2度めのワクチン接種による副反応あたりからそのまま登園自粛要請、執筆の最後の追い込みと完全にキャパオーバーとなってしまいほとんどできない状況になってしまった。それでもなんとかフィットボクシングの習慣だけは死守ている(今日で連続336日だった)。とはいえ、やっぱり自分の体は最大の資本なので筋トレは再開していきたい思いが強い。

10月くらいになってからはワクチン接種者が増えてきたおかげか世の中の状況もだいぶ状況が改善したと思う。保育園の行事も少しづつ復活し始めて、下の子の運動会(的な行事)や上のこの学芸会(的な行事)もしっかり見届けることができた。

10月下旬から11月頭にかけては車オンリーの帰省を強行した。これはこのタイミングでやってよかったとは思う。このタイミングで帰っていないと、身内がどういう状況になっていたかを知ることはできなかった。詳細は詳細すぎるくらいに書いたのでそちらを参照

最後に

COVID-19の状況が収束しないまま2回めの年末を迎えたけれど、なんだか自分自身のリズムをまだ確立しきれていない状況が続いているのが今年の状況だった。去年は「COVID-19の影響ガガガ...」で済まそうとしていたところはあるけど、今年は「今の厳しい状況、本当に COVID-19 だけが原因だけなのか?」という視点でも色々考えるようになった。いい答えは今の所でていないのだけど。

現状は日本国内ではCOVID-19がやや落ち着いた状況ではあり、プライベートの縛りはやや緩やかではある。ただオミクロン株の影響を考えると2022年もまだまだ予断を許さない状況は続く。2022年、今年よりも良い年になってほしいのだけど、どうだろうな。