既に開催から1カ月以上経過してしまったが、先月 11月21,22日に開催された CloudNativeDaysTokyo2022(以下CNDT2022)にオフライン参加してきたので簡単にでもブログにしておく。ちなみに発表資料や動画は既に公式サイトから確認できるので、細かくはピックアップはしない。
過ごし方
基本
今回自分にとってはオフラインイベントの参加は Python 2 EOL Party in Tokyo - connpass 以来の実に2年9カ月ぶりで、カンファレンスの過ごし方自体を大分忘れてしまっている感じはあった。
また、まだ COVID-19 の感染対策を意識した会にはなっているので、やはりコロナ禍以前と完全に同じノリというわけにもいかない感じで、トークを聞かずにフラフラするにはちょっと物足りない感じはあった。これは僕自身が会場の人への声のかけ方を忘れてしまっている部分もあったかもしれないのだけど...(声かけ損ねてしまった人もいて、タイミング逃してしまってごめんなさい... 🙇)
そんなこともあり、今回の CNDT2022 ではオフラインイベントのリハビリのような形で参加させてもらったところはある。基本的にはプログラムに沿ってトークを聞いて回りクロージングに参加という感じ。ただ、家庭事情的なものと会場の場所の関係でどうしても最初のトークには間に合わず、2つ目以降のトークから参加という形にはなった
最近Twitterはそこまで頻繁につぶやいてる状況じゃなかったけど、この会は「久しぶりのリアルイベント盛り上げていくかー」という気持ちでハッシュタグつけて色々 Tweet しまくっていた。これで少しでも「フィードバック」つながったのであれば幸い。
会場でのすごしかた
今回の CNDT2022 はWifiも電源も提供されない状況というのがあって、過ごし方はちょっと工夫がいるなと1日目の段階で痛感。今回はたまたま事情があって購入していた povo2.0 の容量を余していたのでネット回線周りは問題なかったけれども問題は電源。
業務の一環として行かせてもらっていたのもあって、仕事PCの Thinkpad L14 Gen1(AMD)を持ち込んでいたのだけどなかなか電力消費が激しく、普通にTweetDeckを開いてハッシュタグを追いつつSlackを眺めてNotionにメモっているだけでもものすごい勢いで減っていき1日は持たなかった。1日目夕方くらいは業務用のスマホでTweetDeckを開き、Notionアプリとの行き来も案外いけるという感じだったの最後はそれで乗り切った。
2日目はどうしようかと思っていたところ、ちょうど防災用途で買ってあったポータブルバッテリー Anker PowerHouse 200 が転がっていたので反射的にリュックに突っ込んで会場に乗り込むという奇行に走ったけど、案外これはよかった。サイズ的にもリュックに何とか収まったし、どこでも電源が撮れるという安心感は半端なかった。
昨日は電源難民になっていたので持ってきたポータブルバッテリーを始動 #CNDT2022_PHOTOCON #CNDT2022 pic.twitter.com/XjyBmfU6Wt
— Kei IWASAKI (@laugh_k) November 22, 2022
ただ、これでも2日目終了間近になってくると残量が減ってきて、最終的に残量12%まで下がった。PCの給電以外の用途では使わずにこれだったのでそれだけPCが使う電力量が多いのだなと言う知見も得られた
今日一日使った結果の残量はこれ #CNDT2022 #CNDT2022_PHOTOCON pic.twitter.com/6PLofwR5E2
— Kei IWASAKI (@laugh_k) November 22, 2022
トークセッション
今はコネヒトでインフラエンジニアとして過ごしているのだけど、業務的には基本的にECS(特にFargate)にお世話になっている感じで正直なところ日々の業務でk8sはもちろんCNCFを意識することはほぼない。なのでややアウェイな感じはあったのだけど、逆に業務をしているだけだと知りえない技術や意識しない話が色々聞けたのは純粋に楽しかった。
特に印象に残っているのは以下のトーク
- 旅するCSO 鈴木いっぺいの「KubeCon現地リキャップ」 | CloudNative Days Tokyo 2022
- 普段CNCFとの縁があまりない人間からすると、そちらの界隈の状況を幅広くキャッチアップできてとてもよかった
- Future of CI/CD: testing.next | CloudNative Days Tokyo 2022
- 最初は結構とっつきにくい感じかなと思ったけれど、タイトル通り CI/CD におけるテスト「実行」はどうあるべきかという事に対する議論やプラクティスが語られて聞いていてとてもワクワクできた
- DevOps実装初期フェーズの組織がTerraformとecspressoで求めるAmazon ECS CI/CDの最適解 | CloudNative Days Tokyo 2022
- 現職でも ecspresso を導入してまだ日が浅いので、他社さんがどんな感じでやっているのかを聞ける貴重な機会だった
- 謎は全て解けた! 安楽椅子探偵に捧げる AWS ネットワーク分析入門 | CloudNative Days Tokyo 2022
- プラクティスと言うよりは AWS の裏側でどんなことが起こっているかを推理していく感じの話で期待はある意味期待は裏切られたものの、トーク自体はとても興味深く、面白く楽しく聞けた
ただ、今回様々な都合で会場で事前に収録してある動画をみんなで見るというスタイルが結構多く、話を聞く分にはいいのだけど「このへんちょっと聞いてみたいかも」となった時にフラっと登壇者の方を捕まえて聞いてみるというのができなかったのはちょっと寂しくはあった。
たとえばこういうの(ペパボのSREが生産性の向上を目指しCloud Nativeなチーム作り実践した話 | CloudNative Days Tokyo 2022 を聞いていた時)
ストーリーポイントの見積もりってどんな感じにやってるのかなーと気になった #CNDT2022 #CNDT2022_F
— Kei IWASAKI (@laugh_k) November 22, 2022
ノベリティとか
今回、正直「ただの参加者でこんなにもらっていいのか...?」というくらい色々いただいてしまった
頂いた!(サイズの関係で交換してもらった) #CNDT2022 pic.twitter.com/u5GN1bw6ap
— Kei IWASAKI (@laugh_k) November 21, 2022
じゃんけん大会でいただいたもの
ノベリティ頂きました! #CNDT2022 #CNDT2022_PHOTOCON pic.twitter.com/FoqrB4nVyM
— Kei IWASAKI (@laugh_k) November 22, 2022
自由にとっても良いものからいただいたものその1
なるほど箸🥢Corp #CNDT2022_PHOTOCON #CNDT2022 pic.twitter.com/sVjHj0nRZg
— Kei IWASAKI (@laugh_k) November 22, 2022
自由にとっても良いものからいただいたものその2
CNDT2022賞(4) @laugh_k 様
— CloudNative Days (@cloudnativedays) November 29, 2022
「ポータブルバッテリーかっこいいです!」
(現地の電源コンセント提供ができずすみませんというお詫びも込めて)https://t.co/bAC4RFg6Pg#CNDT2022_PHOTOCON
PHOTOCONでなんと「CNDT2022賞(4)」をいただいてしまった。 奇行に走って獲得した感じでなんだか申し訳なさがあるw
そしてこれに加えてスタンプラリーの抽選にもあたってしまい、本当に色々いただいた。
カンファレンスTシャツなども久しぶりだったけれど、タイミング的にちょうど箸を買い替えようとしていたところで一番役にたっている。本当にありがとうございます!次回以降どこかのCNDTイベントでCFPを出せるような実績ちゃんと作っていきたいところ💪
さいごに
簡単にではあるものの、CNDT2022参加まとめ的な感じでかいてみた。
色々と制約のある状況であってもやはりオンラインイベントとはことなる会場の雰囲気は確かにあって、参加できて本当によかったし、なにより開催まで色々と動いてもらった運営の皆様に本当に感謝。次回以降のイベントにもぜひとも参加したい。