先週末に開催された SRE NEXT に参加をしてきたので、その参加ログを書いておく。
当日の発表された資料など
当日の発表資料などは以下の記事にまとまっているのでそちらを参照。なのであえてこのブログにスライドを埋め込んだりはしない。
当日足を運んでいながらも全部見れたわけではないので自分でも色々見てみるつもり。
また後ほど全部ではないが当日の動画も公開される模様。
#srenext 講演動画ですが、すべてのセッションではないですが公開予定です!後日、参加者の皆様に、講演動画URLを先行で案内します!
— SRE NEXT (@srenext) January 25, 2020
当日の過ごし方
基本的にはしっかりトークセッションを聞いて回っていた。
最近はカンファレンスに参加する際は適当に会場をフラフラしてスポンサーセッションをみたりするのも大事だなーと思っていて、あまりトークばっかりにならないようにしているのだけれど、今回は気になるセッションが非常に多く結果的にそうなったという感じ。参加したものは以下
- 特別ヨガプログラム(途中から)
- [C1] 絶え間なく変化するメルカリ・メルペイにおけるSREの組織と成長
- [A2] パフォーマンスを最大化するための SRE のオンボーディング事例
- [B4] 冗長性と生産性を高めるハイブリッドクラウド環境の実現]
- [C5] スクラムを1年回してSREと開発組織がどう変わったのか
- [A6] SREがセキュアなWebシステムを構築、維持するためにやれることはなにか
- [A7] サイト信頼性エンジニアリングの原則
- [A8] Webサービスを1日10回デプロイするための取り組み
- [A9] パネルディスカッション
懇親会にはしっかり参加してきたのだけど、 久々にお会いできた方、はじめましての方も含めてどの方とも色々話が盛り上がって非常に楽しく有意義な時間だった。
雑感
雑つらつら書いていく
- ヨガセッションは間に合わなければまあしゃーないくらいの感覚だったのだけど、ギリギリ間に合い途中から参加できた。セミナールームで机に座りながら、しっかりみんなストレッチしている光景がなかなかおもしろかったけど、ストレッチの内容自体もよかった。
- 基調講演はいずれも非常によかった。研究視点からの話と現場での実際の取り組みの話とでそれぞれのスピーカーの方のカラーが出ていたのもすごくよかった。
- 「人間の認知不可の上昇」のあたりは個人的にも色々と思い当たるところがあるなーと感じていた
- 最近の自分の関心傾向からなのか結構組織的な話を聞きに行ったなーと感じるけど、そういったセッションや話題も多く、自分以外でも色々考えたり悩んだりしている人が多いのかなーと思ったりしていた
- 特にスクラムの話は実際にやってのけているという事例に出会うことがこれまでなかったので聞けたのは良かった。もうちょいお話伺おうかと思ったがスピーカーの方見つけることができなかったのが残念
- 全体的にトークセッションの内容が詰め詰めな感じであまりゆっくりスポンサーセッションとか回れなかったなーというのはある。SREクイズトライしそこねた。
- トークセッション自体は20分トーク多めで体力の消費が結構少なかったのはよかった。ただ「話が盛り上がる切る前に終わってしまう」みたいなケースもそれなりにあったんじゃないかなーという気もする。
- とはいえトークセッション、本当にどれも聞きに行きたい感じだったので動画は期待してる。
- 懇親会はかなり楽しかった。「普段 SRE やられているんですか?」的な話に対する返しが話す人によって毎回違うのが面白かった。やっぱり SRE は役割としてチーム内に混ざっているケースもあれば「SRE エンジニア」とやっている人もいるしで組織によっての状況の違いなんだろうなーと改めて感じた
- 「SRE = インフラ」とは限らない。という感じの話題もちらほら自然に出てきていたけどホントそうだよなーと実感。現状は関心がある人がインフラ寄りな方が多いんだろうなー。と改めて思った。懇親会で「CloudNative もそうだよねー」みたいなことを話した。
- SRE という役割を今一度しっかりと確認できた感じで、本当に参加してよかったカンファレンスだった。SRE Lounge の方も今後機会があればお邪魔したい。