今年も PyCon JP に参加してきました。今回は初めて Sprints も含めて参加しました。
PyCon JP 2017
Conference
Sprints
僕の今年の PyCon JP
今年の PyCon JP は大体以下のような感じで、個人的に参加したPyCon JPの中では過去最高にバタバタした状態で過ごしました。
- トークのCfPは提出していたもののリジェクト&諸々忙しすぎてRejectCon へ応募する暇もなかった
- トークのスピーカーとしての登壇はできなかったけれど、書籍を執筆した関係でお声がけいただき、メディア会議とういう企画におけるスピーカーの一人という形で登壇することになった。
- 今年は所属しているSQUEEZEがDiamond Sponsorをしていた関係でブースのお手伝い・企画もありめちゃくちゃバタバタしながら過ごした感じがある。
- 執筆した「スラスラわかるPython」にて VS Code を使う前提で説明をしいていたところ Microsoft の @ayatokura さんからお声がけあり、3日目の Sprint にもリーダーではないけれどTA的な形で参加することになった。
トークのCfP
今年は執筆にかまけて準備不足なまま提出していた感は否めないので、 リジェクトに関しては「当然の結果だよなー」というのが正直なところではあります。
来年に向けては、「今からネタを考えておかないとなー」というよりは 「いつでもネタが出せるように日々の技術者としての振る舞いをしっかりやってこう」という気持ちが強いです。
がんばろう。
メディア会議
ひょんなことから(?)お声がけいただいた企画で、個人的には執筆を通じた思いなどを実際に吐き出す場をいただけたのはかなり嬉しかったです。 ただ、実際にその場でいい感じにコメントするのは難しですね... 喋りながらまとめようとしてなかなかうまくまとまらなかったり、@kara_dさんの想定外の質問1 に平常時ならスッと返しそうなものを変なリアクションしてしまったりと、パネルディスカッションというのは通常の発表とも違う別の難しさがあるなと実感しました。
60分でしたが舞台に上がっている人間としては一瞬で終わってしまった感じでした。 個人的には尺の関係で事前に用意していたネタを話しきれない部分もあったので、後日別途ブログに書こうかなと言う気もしています。
あと開始前に雑に「いえーい、@kashew_nuts さん見てるー?」とかやってたらめっちゃハッシュタグ付きで写真晒されました。
#pyconjp #pyconjp_202 メディア会議にいる pic.twitter.com/x13GNvfXCZ
— かしゅーなっつ (@kashew_nuts) September 8, 2017
スポンサーブースの中の人
所属先がPyCon JPのスポンサーという状況は初めてでした。
こういったカンファレンスでブースをやる側になった経験が完全に無くて、どう振る舞ったものかと思ったりもしました。幸い知り合いの方にちょくちょくブースに来ていただいたり、SQUEEZE のことを聞かれたりすることもあって思いの外忙しく過ごしていました。
他にも Conference 1日目は SQUEEZE ブースで「スラスラわかる Python」 の著者サイン会&即売会を行うことになり、10冊行かないくらいでしたが会場の方にお買い上げ頂きうれしかったです。2 ただ次の日のサイン会対象である「PythonユーザのためのJupyter[実践]入門:書籍案内|技術評論社」を指さされて「こっちは売ってないんですか?」と結構な頻度で聞かれ、時代はJupyterだと思いました。
SQUEEZE ブースでスラスラわかるPythonの即売会&サイン会やってます! ブースで僕と @esuji さんと握手! #pyconjp pic.twitter.com/IcxngPnlpT
— Kei IWASAKI (@laugh_k) September 8, 2017
バタバタしつつも楽しく過ごしていましたが、良くも悪くもなんだかんだ SQUEEZE のブースにいる時間が多かったかなーという思いがあります。トークセッションなりオープンスペースなりポスターカンファレンスなりのPyCon JPの会場にどんな人が集まっているのかを見て回ったほうが良かったかなーというのが個人的な反省点ですね。
3日目の Sprints に参加
「スラスラわかるPython」でメインで扱うテキストエディタを VS Code にしたことから @ayatokura さんをはじめとする Microsoft の中の人たちからもお声がけいただき、今回の Sprints の「スラスラわかるPython x Visual Studio Code」のチームができた感じです。
当日は思ったよりも多くの方々に集まっていただき嬉しかったです。 集まった人の感じを見ているによってスラPyの本に興味をもっていただいた方や、単純にVS Codeの使い方だけ知りたかった方など様々でなるほどなーという感じではありました。ただ皆さん Sprints を通じて何かしら持って帰っていただけたようでよかったです。特に当日に本をはじめから進めてもらって「スクレイピングできました!」と言われたときは「マジすか!やったやった!!」という感じに本当に嬉しかったですね。他にも本に関しても幾つかフィードバックがあったのでそちらも反映できる準備をして置かないとなと思いました。
一方で自分自身はどうだったかと言うと、TA的な感じでの参加だったのである程度覚悟はしていましたが、 あまり落ち着いて何かをやる暇がなくて終日あたふたしてすごしていたかなーという感じはありました。学びも多かったのだけどものすごく疲れました。
あと会場提供の Microsoft さんからまさかの Tux の置物をいただいた。ありがとうございます!
microsoft さんでまさかのものを頂いた #pyconjp pic.twitter.com/BlTHZ0rvII
— Kei IWASAKI (@laugh_k) September 10, 2017
その他
- 元々 PyCon JP のパーティーは食事のクオリティ高いと思ってたけど、今年は1日目のパーティーのクオリティがほんとにすごくて、特にクラフトビールとか日本酒各種が置かれていたのはびっくりだった。すごい。2次会行かなくても満足度がすごかった。
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Pythonファーストブックと時代はJupyterだと思ったのでPythonユーザのためのJupyter[実践]入門を購入。著者の方々からのサインも頂いた!
サイン会終了直前で駆け込みで書いてもらった!ありがとうございます!! #pyconjp pic.twitter.com/y3SySt5iWq
— Kei IWASAKI (@laugh_k) September 9, 2017 -
Sprints の懇親会でせっかく Best Speaker の Greg Price 氏と一緒の席になったけれど、英語力の低さでうまくコミュニケーションとれなかった。今の職場に来てマシにはなってたけどそれでも全然ダメダメだった。雑談の延長線上のコミュニケーションは特に難しい。英語しっかりやってこう。
とりあえず英語のコミュニケーションまともに取れるようにマジで勉強しないと... 必死で聞いて3割理解できてるかも怪しいしホント頑張ろう
— Kei IWASAKI (@laugh_k) September 10, 2017 -
Conference と Sprints で3日間パーティー懇親会込で参加して楽しく過ごせたところも有るけども、ものすごいパワーを使ってほんとに疲れた。終わってからガチで体が動かなくなるくらいにほんとに疲れ切ってしまった。Tutorial や前夜祭、RejectCon からぶっ続けで出てる人はマジですごいと思う。
今年の僕の PyCon JP はこんな感じでした。来年は会場の場所は変わるけれども引き続き開催されるようなので楽しみです。